思うこと 〜8/13から店復帰します〜
2024.08.12
1週間くらい前から眼が不調になり、お店も暫く休業させて頂いていました。もともと20代からほぼ片目しか見えていないので、もう1つの眼が不調ですと色々大変でして・・本当にこのまま治らなかったら廃業かもな、なんて不安も脳裏をよぎりました。
お陰様で大分良くなり、明日からカフェクラウディアも営業再開致します。心配の声も頂きますし、まだ休んでろって言われることもあるんですが、結局コーヒー屋が僕の生きがいで全てなので、マイペースに再開させてください。そして皆様のご来店が何よりの目薬です(←意味不明)
そういえば丁度療養生活(のんびりしてただけ)を送ってるときはオリンピック真っ盛りでした。正直言ってしまうと、スポーツはやるのも観るのもそんかに好きな方ではないんですが、全力で闘っている選手を応援したい気持ちはあるし、それ自体が自分への応援にもなります。
阿部詩さんという柔道の選手が敗退して、号泣をしていたというニュースを聞いたとき、そのまんまてますが、「よっぽど悔しかったんだろうな」って思いました。
実は我々コーヒー業界にも色々な競技会がありまして、今年もいくつかエントリーしてるのですが、そのうちの「カップテイスターズ選手権」というものが先日7(水)にあったのですがこの症状でほとんど眼が見えなかったので、残念ですが棄権しました。
この競技会は初めてだったので、8月初旬にはその模擬大会ってやつを受けにわざわざ神戸行ってきたりとか、そのあと大会に向けて、店閉店後に夜な夜な練習をしていたりして、自分なりにちょいとばかり努力してたつもりでしたが、療養生活を送っている間、ふと
「俺、あの競技会出て負けても多分泣くほど悔しがれないだろうな」
って思いました。
武道は礼儀に始まり、礼に終わ・・くらいは知ってますし、彼女の号泣は武道家としてはあまり良くないのかもしれませんが、オリンピックという大舞台の為に4年間毎日必死に努力してきたことの証でもあると思うので、個人的には強く敬意を評しますし、美しいと思います。彼女を批判する声もあるらしいけど、それは全力で努力したことのない人か、もう諦めている人なんじゃないかなって思う。
俺も折角また仕事に戻れるのだから、無理するって意味じゃないけど、またやりたいことを全力でやって、勝利や成功の時はめちゃくちゃ喜んで、敗北や失敗をしたときは泣くくらいめちゃくちゃ悔しがりたいです。
人間て健康で何もないときは普通が当たり前ですが、不自由になると、普通がすごいことだったことに気づく。普通に戻るとまた忘れちゃうんだけどね。眼の不調で、それこそ笑えないけど目の前が真っ白になってしまうようなときに、自分の夢を・輝く世界を見たいと強く願ってしまう。
改めて身体も大事にしつつ、やりたいことがまだやれる 普通 に感謝して、全力で人生を楽しみたいと思います。
「世界一楽しいコーヒー屋」を目指す俺の夢はまだまだこれから。
これからも宜しくお願い致しますm(_ _)m